07, 05. 2011 エンレイソウ


朝から良く晴れた昨日は、前日よりも高い予想気温が報じられていたが、強い風が吹いて、余り暖かくは感じられなかった。週末は雨が予想されているので、朝から庭仕事に取りかかった。

梅の根元のエンレイソウに続いて、アトリエ東側の自然発芽したエンレイソウが花を付けた。過密状態なので、花が終ったら移植しようと考えている。僅か1株から増やしているアズマイチゲが花を付けた。エンレイソウアズマイチゲも、実生から花を付ける迄に10年程を要する。






春一番のクリスマス・ローズに続いて、背丈が切り花に程良い種が、彼方此方で咲き出した。元々は、在京の友人が抱えて来て下さったローズ系の株から実生で増やしたもの。白い花を付ける株も出て来て、花弁の内側の模様も様々。全て自然のなせる技。この友人がその後送って下さったバイモも背丈を伸ばし、蕾を上げて来ていた。様々な思い出が重なる花々。





作業が進んで、西側の一帯を残すのみとなった。全体の70%近くは済ませたことになる。今日のモデルと茶菓を買求めに出かけた。前日北東の2軒のスーパーは下見をしてある。母の日が間近なので、何処もカーネーション一色。形の面白い果物でもあればと、駅前のスーパーを目指した。東町公園のケヤキは、梢が量感を増して来ている。ハルニレと同じニレ科なので、花が先なのかと梢を見たが、小さな葉の芽が並んでいた。




過日見付けたミヤマシキミとナンテンに似た植物を見に立寄った。もう一月が経過しているのに、殆ど変化がなかった。鉄道林前の道を西へ進む。階段を下りて、中央の沢の土手へ出た。土手はエゾエンゴサクで青く染まっていた。花期が過ぎて、種子を作り始めている株もあった。



今年はしっかりエゾエンゴサクの種子を採取して、アズマイチゲエンレイソウの広がったスペースに、青いエゾエンゴサクも加えようと思いながら、ニリンソウの咲く沢の底へ向った。


アズマイチゲ Anemone raddeana キンポウゲ科
エンレイソウ Trillium apetalon ユリ科