06, 05. 2011 カタクリ


朝方の分厚い雲が切れ、昨日は待ち望んだ五月晴れとなった。雨の後だけに、空の青が澄んでいる。5月の気温としては決して高い気温ではないが、前日余りに気温が低かったので、とても暖かく感じられた。洗濯機を仕掛けて、庭仕事に出る。明るい陽光で、前日花弁を閉じていた花々が開き始める。ワサビ、ニリンソウカタクリは3株共、花を開いた。





発芽が遅れていて心配していたタッタソウが芽を出し、蕾を付けていた。茶色だったクジャクシダの芽が、緑色に変わり始めていた。




地面に張り付いた落葉を取除き、目印の為に切り残してあった昨年の枯れた茎を根元迄切詰める。種類にによっては、引き抜くことが可能なものもある。屈んでの作業が続いたので、東の沢を廻って来ようと、2時過ぎに散歩に出かけた。庭仕事をされる方々の姿が随所に見受けられる。庭仕事は、余り着膨れせずにやりたいもの。気分は良く判る。

僅か数日で、沢の樹々の緑が増していた。透けて見えていた遠方の樹々や建物が、柔らかな緑の膜で見えなくなっていた。青空と緑のコントラストを楽しみながら、北へ向った。




雨で窪地の雪が融けているかも知れないと、三番通りの公園に立寄った。未だ雪は残っていて、下へは下りられなかった。もうエゾエンゴサクが、青く点々と見えている。大雪だったとは言え、随分大量の雪を運び込んだもの。住宅街を西へ戻ると、真新しい家の庭で、鯉幟が泳いでいた。




今朝も雲なく良く晴れている。気温も大分上がるらしい。明日から天候は下り坂が予想されているので、暖かい内に、庭仕事を進めなければならない。