昨日は午後から雨の予報が出ていたので、10時前に散歩に出かけた。未だ雨は降っていなかったが、前日の高温で雪が緩み、歩き難かった。南北に通る幹線線道路の歩道を、南へ進む。歩道に、数多くの松毬が落ちていた。空家になっている家の庭木には相応しくない、大きなエゾマツの松毬だった。
鉄道林前の1本北の道に入る。大きなシャクナゲの蕾の外皮が、色付いて来ていた。住宅街の道路は車の轍で凹凸が深まり、水溜りも出来て歩き難かった。
歩き難い道を、北東に戻る。エゴノキが、未だ昨年の実を下げていた。彼方此方で、雪割をする人々の姿があった。割った雪をアスファルトに広げると、熱伝導率の高いアスファルトで早く融ける。皆、春が待ち遠しいのが感じられた。家に戻ると、浜松在住の詩人の糸田さんから、53mm×68mmの小さな写真詩集「雪の日」が届けられていた。無彩色の世界だった。
2時前から降り始めた雨は、夜分迄降り続いた。今朝雨は止んでいるが、庭の雪の嵩がぐんと減っている。