15, 03. 2017 曇空の一日


抜ける様な青空の日が続いていたが、昨日は夕刻近くまで雲が厚かった。時折空模様を見ながら,手がけた手仕事の続きをする。午後に入って幾分雲が高くなったが,膝島望めそうにないので散歩に出かけた。

南西を歩いて来ようと,南へ向かう。空家の門柱のツルマサキが,未だ相当の雪を載せていた。黄色味の強い冬芽が,数多く出ていた。歩道に突き出たカエデの枝と冬芽が赤い。巨大なコメツガの樹に,1cm足らずの小さな松毬が数多く付いていた。松毬は,もう開いていた。





南の住宅街を進む。未だ莢を残している、ハナズオウの冬芽が膨らんで来たいた。昨年見付けた紅白の花を付けるスモモにも、冬芽が見えていた。久々に、1月を過ぎても実を付けていた柿の樹を見上げる。蔕は残っていたが実は全て落ちて,新たな命の新芽が出ていた。






東町公園へ続く,遊歩道に入る。幹の先端と途中の枝を全て切られた丸太の様なケヤキの先端から、細い枝が噴出していた。雪が融けて、埋もれていた植物が現れて来ていた。道路脇には,サクラソウがあった。緑地帯を抜け,シラカバ公園を抜けて戻る。もう一軒の小振のハナズオウの冬芽が、勢いが佳かった。彼方此方で,春を待ち詫びている人々が,雪割りの作業をしている。道路一杯に雪の塊を撒く方もあれば,敷地の端に積む方もあり、人の在り様が窺える。






日没近くになって,西の空が晴れ出した。今朝は雲が高く,雲の底に青空が透けて見えている。日射しは望めるだろうか。