12, 03. 2018 春の兆しも


東日本大震災から7年目を迎えた昨日は、薄雲がかかっていたが、青空が広がった。洗濯機を仕掛けて、寝室の掃除をする。テレビでは、様々な特別番組が組まれていたが、福島県では災害地に住民が戻らないとの報道に、心を痛めた。

1時半過ぎに、散歩に出かけた。凍って歩き難かった歩道の雪が随所で溶け、アスファルトが出ていた。南へ向かい、桃ノ木を見上げる。少し芽が膨らんで来たろうか。鉄道林前の道に出る。窪地の樹々の冬芽で、梢が煙っていた。






道路を渡って、窪地を覗く。真っ白だった窪地に、流れが見えていた。東側の水面に、水芭蕉の大きな芽を見付けた。予想外の早さで、心が弾む。住宅街を北へ戻り、キタコブシの樹を見上げる。暗灰色の冬芽が随分白くなって、輝いていた。







春を待ちかねてか、雪割をするお宅が増えてきた。積もった雪に筋目を入れたり、組み替えて積み上げているお宅もあった。ナナカマド公園へ、南から入る。遊歩道の一部の土の路面が出ていた。雪がすっかり融けるまで、遊歩道は通らぬ方が良くなってしまった。





昨夕空が桃色に焼けていたのに、今朝は10㎝近く雪が積もっている。もう雪など要らないのに、一足飛びに春はやってこない。