10, 11. 2018 大荒れの筈が


本州に雨をもたらした雨雲が北上し、昨日は風も伴って大荒れになる予報が出ていた。9時半を過ぎて少し雲が高くなって来たので、雨が降らぬ内にと散歩に出かけた。前日より2度高い13度の予報が出ていたが、強い風で体感温度は低く、手袋を嵌めて来なかったのが悔やまれた。南の住宅街の低い塀に絡んだツタが葉を落とし、柄だけになっていた。

東側で陽が当たらぬ位置のシオンが、未だ花を付けていた。ネムノキの葉は未だ青いが、莢が茶色くなっていた。何時も見上げて通っていた柿の木は、葉も実も佳い色になっていた。同じ木でも陽が当たらぬ位置は、葉も実も未だ青い。






東町公園に続く遊歩道に入る。あれ程多く実を見せていたキタコブシの実が、消えていた。草叢を探したが、実はなかった。遊歩道を離れ、住宅街を北斗に戻る。トウグミが未だ赤い実を見せていた。外界の色が失せて来ているので、赤い葉や実に、目が吸い寄せられる。




東へ戻り、遊歩道に入る。葉が残っているのは、ケヤキとモミジの類のみ。ケヤキは幹の外皮が剥がれるので、分かりやすい。ナナカマドに寄生したヤドリギを見上げる。実が熟して透き通って来ていた。





幸いなことに、風は強かったものの雨は降らずに済んだ。今朝は浮雲が多いが、雲間から青空が覗いている。