09, 11. 2018 黄金色の銀杏


秋晴の日々が去って、低い雲が垂れこめる初冬の日々がやって来た。洗濯機を仕掛けて、手仕事を進める。不足の材料が出て来て、午後から札幌へ階に出掛けた。傘を持たずに出かけたが、山際の札幌は雲が厚く、ぽつぽつと雨が落ちていた。地下鉄で大通まで行って、南1条の店舗で買い物を済ませて、大通公園に出た。傘なしでもなんとか歩ける状態だった。見覚えのある店舗が並んでいた。ミュンヘンクリスマス市の店舗だった。



公園を西へ向かう。噴水は撤去されて、クリスマス用の電飾が点いていた。公園のハクウンボクは実を残していたが、葉が枯れて無慚な姿だった。西の銀杏並木は、金色に燃えていた。公園を離れて、北へ向かう。道庁南門前のハクウンボクは、葉も実も殆ど落ちていた。






南門から、道庁の構内へ入る。池を取り巻く大きなヤエザクラは、未だ葉を半分程残していた。正門や北の池の周囲にも、ヤエザクラが見られた。




北門傍のイチョウを見上げる。葉が黄色く色付き、ギンナンは茶色く朽ちていた。北門から出て、塀に沿って東へ向かう。此の黄金色の情景も、次にここを通る折には裸木になっていると思うと、寂しかった。





昨日の雨は上がっているが、雲は厚く低い。今日は雨、風を伴う荒れた天候の予報が出ている。