06, 11. 2018 最後の輝き


昨朝は紗の様な薄雲の底に青空が透けて見えていたが、次第に雲は厚みを増していった。手仕事をして過ごす。雨の心配はなさそうなので、2時少し前に買い物がてらの散歩に出かけた。気温は15度と前日より下がったが、この時期としては上々の気温。家の前の道路を西へ向かう。南向きのお宅の林檎が、佳い色に色になって来ていた。

突き当りの北の沢も、樹々の葉が寂しくなって来ていた。モミジの朱赤が、沢を彩っていた。2番通りに出て、中央の沢の池を覗く。期待したマガモの姿はなかった。




沢の西の遊歩道に入る。落ち葉が増えて、厚みを増した絨毯を踏みしめて歩く。過日の台風で折れた枝が、茶色に朽ちた葉を付けてぶら下がっていた。




駅前のスーパーで焼き菓子を買い求め、鉄道林前の道を東へ戻る。歩道脇の庭のモミジが、真っ赤に燃えていた。東町公園に続く、緑地帯に入る。イチョウが黄色く色付いていた。平屋の裏手の薪が、格段に増えていた。キタコブシの枝には、実と来春の花芽が同居していた。






遊歩道を離れて、住宅街を北東に戻る。エゴノキの実の外皮が割れて、茶色の実が見えていた。刈り残されたシロバナハギには、未だ時ならぬ花が見えていた。雲は次第に厚みを増し、灰色の雲が下層に流れ始めていた。




今朝も厚めの曇り空。風は凪いでいる。ゴミの集荷日なので、切り詰め作業を進めることにしようか。