06, 02. 2018 僅かな晴間に


昨日午前中は、酷い降りではなかったが、雪が降り続いた。時折雲が高くなって降り止むかと期待するが、思い出したように降り出す。1時前に雲が開け、明るくなってきた。歩くのは今の内と、散歩に出掛けた。

しらかば公園を北に抜ける。雲間から僅かに日が射し始めた。北の住宅街を歩く。十分な陽光ではなかったが、ポプラの梢に黄緑色を感ずることが出来た。道の北で、高くなった高くなった雪山に、雪を載せようとしている方があった。





住宅街の北外れの道を、西へ向かう。北西の山並みを見ようと、南北に通る道路の北端へ出る。道路の突き当りの雪の山が、中央は低くなっていた。そっとダンプで出来た坂を上る。端から下を覗くと、雪の塊が多数転がっていた。期待した山並みは、黒い雲の中だった。中程にある公園のテウチグルミの冬芽が、少し膨らんで来ていた。





南北に通る幹線道路を、南へ戻る。雪を捨てて空になったダンプカーが、信号待ちで並んでいた。何処よりも展開が早いレンギョウを見上げる。花芽の膨らみと色に、春を感じて開花を待つ日が続く。静岡へ越された詩人の糸田さんは、ロウバイの写真を載せられていた。





3番通りを渡り、住宅街を南東に戻る。マンサクを見に立ち寄った。名の通り、開花はこの種が最も早い。膨らんだ花芽の中に、少しサイズの大きい塊があった。花の跡の実なのだろうか。




家へ戻り一休みしていると、空が暗くなり雪が降り始めた。少し間をおいて玄関前の雪掻きをしようと外へ出たら、少し先が霞む程の酷い降りだった。