11, 12. 2017 散らぬ樹の葉


前日程澄んだ青空ではなかったが、昨日も青空が広がった。洗濯機を仕掛けて、書状を作成する。頂いた欠礼の葉書には、同年代、更には同年代のお子さんと、心痛む報せが増えた。年賀状を作成する気分にはなれない。

1時半過ぎに、散歩に出かけた。北を廻って来ようと、シラカバ公園を北へ抜ける。北の住宅街の小公園に聳えるポプラの梢が、冬芽で量感が出ていた。団地の北外れから北西の山並みを見ようとしたら、近隣の方々が運び込んだ雪が山積みになっていた。少し煙っていたが、山頂付近が白くなった手稲山が見えていた。





中程にある公園の大きなハリエンジュには、葉が残っていた。昨年程酷くはないが、樹々の葉や実が定められたプログラムを消化する前に寒波が来て、葉や実が残ってしまった樹が散見される。テウチグルミは葉が落ちて、枝先に冬芽が見えていた。毎波へ戻り、北の沢の遊歩道へ入る。トチノキの枝先には、尖った冬芽が見えていたが、直ぐ南の楓には、枯れ葉が残っていた。






遊歩道を離れて、住宅街を東へ戻る。木蔦の実が、茶色くなっていた。直ぐ傍の雪から、黄色い花芽が見えるレンギョウが突き出ていた。開花が最も早いマンサクの枝を見上げる。茶色の防寒衣装に包まれた芽が、膨らんで来ていた。今年も玄関前のヒバに、クリスマスの装飾が施されていた。生垣のイチイに積った雪が少し融けて、面白い造形を見せていた。






夜明けが遅くなって、戸外は未だ薄暗い。今日の最高気温は、7度の予報。歩き易く固まった雪が融けてその後凍ると、危険な状態になるので気が重い。