25, 11. 2017 水芭蕉を見に


昨朝舞い始めた雪は酷い降りではなかったが、終日降り続いた。少し雲が高くなって明るくなると、また思い出した様に降って来る。先日窪地で見かけた水芭蕉がどうなったかと、見て来ることにした。南北に通る幹線道路を、南へ向かう。車道も、歩道も雪は積っておらず、歩道の雪は、過日の雪の融け残り。住宅街の枝道には、過日の雪の上に新雪が積っていた。



色が失せた世界では、僅かな有彩色に目が向かう。葉が落ちたニシキギに、実が残っていた。咲いたまま凍ってしまった薔薇が、可哀相。鉄道林前の道に出る。此処も交通量が少ないことが判る。もう1軒、新築工事が始まっていた。瓦屋根の平屋は、殆ど出来上がっていた。何やら蔵の様な佇まい。当地には、全く珍しいタイプの住宅。







東へ進み、窪地を見下ろす。ミズバショウの芽が増えていた。寒さはこれからが本番なのに、来春花を咲かすことが出来るのだろうか。住宅街を北へ戻り、先日実を拾ったキタコブシを見上げる。毛皮の外套に包まれた冬芽が、数多く出ていた。北東の空が晴れて来ていた。






住宅街を気侭に折れ曲がりながら北西へ戻り、ナナカマド公園へ南から入る。前日少し雪が融けていた遊歩道は、白くなっていた。イチイの生垣の下に、実が数多く落ちていた。



昨夜来の雪が降り続いている。庭木も地面も真っ白に雪を冠っている。今日の最高気温は-1度と、真冬日の予報が出ている。