24, 03. 2017 季節が戻って


降らずもがなの雪が、昨日は終日降ったり止んだりを繰り返した。時折薄日が射すと、小屋根や樹の枝から雪が滑り落ちる。仕事もならず、手仕事をして過ごす。雪が降り止んだ2時少し前に、散歩に出かけた。車道の雪は融けて、歩道には水分の多い雪が積っていた。



陽の通り道の西は雲が厚いが、東から北へかけて、青空が広がっていた。何とも妙な空模様。住宅街を南へ向かう。エゴノキに未だ実がかなり残っていた。開花と結実が遅れたものと思われる。同様に、先月まで実を残していた柿に、しっかりした芽が出て来ていた。東町公園へ続く緑地帯を、北へ戻る。キタコブシの冬芽が、随分膨らんで来ていた。ヤマボウシの芽も、僅かに大きくなって来た。








シラカバ公園に入る手前で、猛然と雪が降り始めた。先日見かけたフクジュソウを思い出して、遊歩道を北へ進む。少し北を回り道して、福寿草のあるお宅に立寄る。ドウダンツツジの生垣の下に、福寿草が数多く頭を出していた。雪など降らなければ、綺麗に咲いてくれるのに。雪は夕刻まで、何度も降ったり止んだりを繰り返した。




昨夜の雪が、庭を白く染めている。雪は止んで、僅かに薄日が射して来た。日曜日で終了する展覧会があって、今日は芸術の森まで遠出をしなければならない。