01, 10. 2017 深まる秋


9月末日の昨日は、青空は見えているものの、大きな量塊の雲が流れて日差が安定しなかった。教室を済ませてアトリエの床を磨き、制作途上の作品を水張りする。1時半過ぎに、夕食の素材を買求めに出かけた。ナナカマド公園を、南へ抜ける。赤く染まった桜の落葉が増えていた。

南の住宅街を、東へ進む。ミニトマトフウセンカズラを一緒に支柱に巻き付けているお宅があった。玄関脇に置かれた鉢植の椿に、蕾が見えていた。父が庭を仕切っていた頃、毎年椿や沈丁花などの鉢植を、屋内に取り込むのが大変だったことを思い出した。




伸びた蔓を殆ど引き千切られたノブドウの実が,色付いていた。ここのノブドウは、実の色が佳い。東の沢に沿って、北へ向う。巨木から下がった蔓性植物の葉が、黄色く色付いていた。





3番通りを北へ渡る。歩道脇のオオヤマレンゲの実が,反り返っていた。もう朱赤の実が落ちて、殻が枯れ色になったものもある。随分長くオオヤマレンゲを見ているが、これ程殻が開いたのを見た記憶はない。北の住宅街で気に懸かっていたハマギクが、姿を現していた。庭中に増え広がったオオハンゴンソウに隠れて,見ることが出来なかった。直ぐ傍に,切り詰められたオオハンゴンソウが,積まれていた。






東のスーパーで,野菜を買求める。名を読んだり聞いたりしたことはあるが,現物を目にするのは初めてのトウガン(冬瓜)が、並べられていた。3番通りを西へ向かう。中央分離帯のアズキナシの実が、赤く目立って来ていた。小さな実なのだが,何様数が多い。野草が枯れて寂しくなった西のスーパーの裏手へまわってみる。西の山並みは雲を背負っていたが,朝里や小樽に続く先まで見えていた。







買物を済ませて戻る。西隣のお宅のツリバナが、葉も実もすっかり赤く染まっていた。今朝は雲なく良く晴れている。気温が下がっててが冷たいので,今朝もストーヴに火を入れた。