02, 09. 2014 色付く樹の実


もう秋の情景になって来ているのに、夏日の気温の快晴の日が続く。プリンターが作動する合間に、メビウスの輪の解体を進める。入って欲しくない折には僅かな外圧で亀裂が入っていたのに、解体するとなると中々手強く、僅かずつしか毀れていかず、かなりの力仕事になる。午前中の作業で掌が赤くなり、午後は刷り上がった分のカタログを入れる封書の宛名書きをした。芳名録にお名前のみ書かれてあると、住所を調べる手間がかかる。当方の住所録にお名前が無いと、礼状も出せない。

2時半過ぎに封書を投函しに郵便局へ向う。郵送すべき残りのカタログの枚数を含めて、切手を買い求める。何時もの様に、窓口の方が素早く切手を貼って下さった。郵便局を出て、東へ向う。塀から夾竹桃の花が覗いていた。未だ蕾も残っているが、朽ちた花序もある。鉢植かと横手の空地から塀の中を覗いたら、地植えだった。父が夾竹桃を育てていた頃は鉢植で、秋に屋内に取り込むのが大変だった。温暖化で、戸外でも育つ様になったものとみえる。




住宅街の中の畑では、薩摩芋の葉が大きく茂っていた。収穫を見たいと思うが稀にしか前を通らぬので、その機会に巡り会えない。大きな紫陽花が舗道まで垂れ下がっていた。青い花は先ず色が抜け、夜分の冷気で赤味を帯びる。オオヤマレンゲのあるお宅の前を通る。実が赤く色付いていた。サンシュユの実も目立って来ていた。僅かに赤味を帯びた実もある。東の沢手前の公園のホウノキの実は、離れ低地からも色付いているのが判った。







野を黄色く染めていたセイタカアワダチソウも、朽ちた花序が目立って来ていた。沢の西の道を北へ向い、久々に物置の壁を埋めるフウセンカズラを見る。未だ花も見えていたが、実は大きくなっていた。隣のお宅の玄関ポーチに絡まったセンニンソウに、蕾が上がっているのが見えた。住宅街を北西に戻る。赤く色付いたサクラの葉が、逆光で綺麗だった。





今朝も快晴。今日は午後から来客があるので、メビウスの輪の解体を済ませて、椅子を置く場を広げなければならない。