29, 09. 2017 夕刻の晴間


雨こそ降らなかったものの、昨日は雲が厚く陽が射さなかった。洗濯機を仕掛け、本を読んで過ごす。午後から買物に、札幌へ出かけた。南1条の2店舗で買物を済ませ、大通公園へ出た。樹々の紅葉が進み、真っ赤に葉を染めたカエデがあった。

ツルウメモドキの葉も黄色くなり始め、殻の黄色味が増していた。西の大きな実のヤマボウシは大分実を落とし、隣の小さな実が色付き始めていた。ハクウンボクは、未だ実を下げていた。もう少し近寄って確かめたかったが、ユリノキの実らしきものは、建ち並ぶテントに遮られて、近付くことが出来なかった。






出店と人で賑わう公園を後にして、北へ向う。道庁の南門前で、信号待ちの間に西を見たら、山並みの上が明るく晴れていた。少し観光客の姿が減った構内を、北へ通り抜ける。北門近くの銀杏も、黄色く色付いていた。駅前で、生花と茶菓を買求める。帰りの電車がホームを出ると、何時の間にか空がすっかり晴れて、山際の真っ赤な陽が車内を赤くしていた。最寄りの駅に着いた頃には日は落ちて、残照が残っていた。南東の空には、白い半月が見えていた。






今朝は曇空。夜分に晴れていたので、放射冷却で気温は10度近く。夕刻から夜分に晴れるのは、有難くない。