22, 07. 2017 蒸し暑い一日


余り強い日差はなかったのに、昨日は30度を超える天候となった。強い風が救いで、汗ばんだ皮膚から気化熱を奪ってくれる。充分な陽光ではなかったが、調合した絵具が残っていたので、仕事を進めて刷毛と容器を洗って片付けた。2時少し前に、散歩に出かけた。

南西を廻ろうと、シラカバ公園を南へ抜ける。街路樹や緑地帯のシナノキは、満開を過ぎて花弁が散り始めていた。街全体に、濃厚な香りが漂っている。コスモスの花が咲いていた。南の緑地帯の遊歩道を進む。昨秋の早い寒気で傷み芽吹きが進まなかったネムノキが、漸く葉を広げていた。目を凝らして見上げるが、蕾は見えていなかった。遊歩道脇のヤマボウシが総萼片を落とし、球形の実の表面に出ていた花も散っていた。間もなく実は赤く色付く。





鉄道林前の道に出る。林の低い土手に近隣の人々が植込んだ紫陽花が、花を開き始めていた。北側の歩道を、西へ向かう。歩道脇のお宅の庭に、リアトリスが咲いていた。随分昔に、植えた記憶がある。スモークツリーが、未だ煙を上げていた。





中央の沢の東の遊歩道を、北へ戻る。沢の樹々の根元で、細い花序を上げている植物があった。オニシモツケと思われる植物が、花を見せていた。沢を離れて、住宅街を北東に戻る。ネズミモチの花が、白さを増していた。クジャクチョウが、彼方此方で見られた。花が咲き始めたフジバカマの上でも、吸飲していた。






昨夜来の雨が、敷石を濡らしている。天気予報を見ようとTVのスウィッチを入れたら、道南の函館には、河川の氾濫の注意報が出ていた。週末は、雨模様となってしまった。