11, 07. 2017 煙の木燻る


昨朝の分厚い雲は8時過ぎには消えて、青空が広がった。気温もぐんぐん上がって、正午前の天気予報では、32度を既に超えていた。直ぐに仕事に取りかかる。雨が続く予報で迷ったけれど、作品を水張りしておいて正解だった。午後に、もう一仕事進めて、散歩に出かけた。

時折吹く風が、心地良い。シラカバ公園を南へ抜けて、南の緑地帯を歩く。エゾヤマザクラの実が落ちて、遊歩道を暗紫色に染めていた。小学校のグラウンドのフェンス前に、トリアシショウマが咲いていた。東町公園を南西に抜けて、南へ向かう。ヤマグワの実も落ち始めていた。緑地帯を西へ抜けて、住宅街を歩く。白い花が咲いていて、ハシドイにしては花序が小さいと寄ってみると、何とイボタだった。全く切らずに延び放題のイボタは、始めて目にした。






葉が茶色のスモークツリーが、咲いていた。何時も見上げる北の住宅街の樹よりも幾分小さいが、それでも針葉樹と肩を並べる程背が高い。庭では一度も花を付けないのは、これ程伸ばしてやれないのが原因。




西へ進み、中央の沢の東の遊歩道に入る。深い影が出来ていて、気持ち良く歩ける。キツリフネが咲いていた。友程脇のお宅の前で、ウイキョウが花序を上げていた。2番通りを越えて、北の沢の遊歩道に入る。サルナシの赤い蔓から、小さな実が下がっていた。大きな柏に絡まったツルアジサイは、大分梢の方まで花を開いていた。沢を離れて、住宅街を東へ戻る。北西の方から雲が広がって来ていた。







朝方の様に広がった雲も日暮れ時には消えて、雨は降らず終いだった。今朝も雲は多めながら、陽は射している。