09, 08. 2016 増えた猛暑日
当地も真夏日が続いているが、数年前から規定された35度を超える猛暑日が、列島か列島南部に続出している。体温と同等、もしくは体温以上の気温で過ごさなければならない状況を想像する。6年前の8月に独りでスペインを廻ったが、真夏日で日本よりは湿度が低いので、問題なく廻ることが出来た。湿度が高くなると、暑さが応えると思われる。目先の利益重視で希有の惑星を包む空気を汚した結果なのだが、未だ間に合うものなら地球規模で改善に努める必要がある。
昨日午前中は雲が多くて仕事にならなかったので、少し草取りをして白いストケシアとカクトラノオを切り取って生けた。正午を過ぎて晴れて来たので仕事済ませ、陽の状態の佳い内に絵具の調合もして、2時半過ぎに散歩に出掛けた。強い風が救いではあるが、日射しが強い。緑地帯を廻って来ようと、シラカバ公園を南へ抜ける。手前のお宅の栗の実が少し大きくなっていた。南の緑地帯のネムノキが満開になっていた。街灯よりも遥かに高い大木で、花は間近には見られない。南へ進み、柿の樹を見に立寄って、鉄道林前の道に出た。
鉄道林前の道を、西へ向かう。近隣の方々が植込んだ紫陽花が大きくなって、青い生垣の様になっている。中央の沢の東の遊歩道に入る。深い日陰に、一息ついた。中央の階段から、沢を見下ろす。緑は深まり、重さを感じる程だった。遊歩道東の石塀の上から、見事に咲いたウイキョウが見えていた。
2番通りを渡り、北の沢の遊歩道に入る。サルナシが実を付けていた。ツルアジサイは、色が褪せて来ていた。ツルアジサイが絡む巨大なカシワの樹の東の位置で進められていた新築工事が、ほぼ完了していた。此処の住宅も、木材を活かしたデザインで、遊歩道脇には相応しい。沢を離れ、日陰の道を選びながら家に戻る。久々に前を通ったサンゴミズキに、白い実が生っていた。
今朝は曇空。雨は上がっているが、昨夜振ったらしく、敷石が湿っている。今日の首都圏の最高気温は37度。未だ灼熱状態は続いている。