18, 07. 2017 雨の晴間に


昨日は最高気温が24度とぐんと下がったが、湿度が高く涼しさを感じられなかった。過飽和の水分が落ちて来る様に、10時過ぎから雨が降り始めた。灯りを点けて、手仕事を続ける。正午を過ぎて雨は上がり、雲間から青空が覗き始めた。夕刻からはまた雨の予報が出ているので、雨が降る前に歩いて来ようと散歩に出かけた。

南西を廻ろうと、シラカバ公園へ向かう。先日更地になった土地には、もう家を建てる為の準備が始まっていた。昨年来始まった新築の動きは収まらず、今年も続いている。咲き終わったクレマチスの花の跡に、球形の籠の様な実が出来ていた。シラカバ公園を南へ通り抜け、小学校のグラウンド横を通り過ぎる。グラウンドのフェンスには蔓薔薇が絡まって、華やかな生垣になっていた。東町公園を通り抜ける積りでいたが、雨を含んだ草地は歩き難いので、住宅街を南西へ向かう。小振のカシワバアジサイが、花を開いていた。近隣では最も大きなネムノキを見上げる。丸く小さな蕾が見えていた。






住宅街を気侭に折れ曲がりながら南西へ向かい、中央の沢の東の遊歩道に出た。遊歩道の南の突き当りに、鉄道林が見えていたので、遊歩道を北へ戻る。遊歩道脇にも、オオウバユリが咲いていた。中央の階段付近のシナノキは、満開状態だった。湿った空気の中に、シナノキの甘い香りがかなり含まれている。遊歩道脇のお宅のエゾクガイソウが、二段構えで咲いていた。






沢を離れて、住宅街を北東に戻る。花序を上げていたネズミモチの花が咲いていた。背丈を伸ばしたホオズキに、青い実が並んで下がっていた。




夕刻からまた降り始めた雨が、今朝も降り続いている。雨の後はまた雑草が勢いを増すかと、気が重い。