17, 04. 2017 蝦夷立金花


昨朝の浮雲は程なく消えて、青空が広がった。洗濯機を仕掛けて、仕事に取りかかる。昼食後もウヒと仕事進めて、散歩に出かけた。昨年久々に再会した倶知安の徳丸氏ご夫妻とは、ブログのアドレスを交換してあった。徳丸氏は写真で、奥様は淡彩のスケッチで更新されるブログを拝見していた。何れのブログにも、エゾノリュウキンカが登場した。もう数年、エゾノリュウキンカを目にしていない。1番通りから東の沢を抜けて、2番通りに面した公園へ抜ける山道にあるエゾノリュウキンカを、見て来ることにした。

桃の芽に変化がないのを見極めて、鉄道林前の道を東へ向かう。ミズバショウの苞が、白くなっていた。ザゼンソウも開いていた。北東へ向かい、日時計のある公園を通り抜ける。土筆が伸びていた。







公園の北側が面している1番通りを渡り、東の沢の遊歩道を見下ろす。自転車が2台置かれていて、誰かが沢へ入った様子が伺われた。此の遊歩道は、数年前に閉鎖になってしまっていた。谷間を通り抜ける階段の整備をしなくなったのが、原因。福寿草が咲いていた。フッキソウの葉も見えるが、随分数が減っていた。かっては佳い散歩道だった証の、ベンチが未だ置かれたままになっていた。奥から南へ戻る2人の中学生に会って、黙礼を交わした。子供の頃、この界隈で遊んだのだろうか。





沢の底に降りる階段が現れた。手摺の金具に通してあった丸く削った木材は、外されていた。何とか階段を下りて、谷底の流れに架かる橋を渡る。流れの南側のクマザサの蔭に、僅かに黄色いエゾノリュウキンカの花が見えた。フッキソウ同様、クマザサの猛威に負けそうになっていた。佳い折にエゾノリュウキンカを見られて、幸いだった。来年は、クマザサに負けてしまっていそうな感じだった。





1番通りへ戻り、沢の西の道を北へ戻る。南の住宅街で、タッタソウが咲いているお宅があった。家に戻り、通り抜け出来る様になった家の西側を通って、内庭に入る。タッタソウは、蕾を上げたばかりだった。カタクリが大きな蕾を見せていた。ワサビが白い花を咲かせていた。庭のエゾエンゴサクも、花を開いていた。






今朝も雲なく良く晴れている。好天は、今日までらしい。午後から国道の南へ、出かけてみることにしようか。