19, 04. 2017 春の嵐


雪が融けた酪農学園大学が図書館から取得した草地を、アンダーパスへ向かって歩く。アンダーパスを通り抜け、団地に戻る。鉄道林前の道に架かる橋の下の斜面は、エゾエンゴサクで青くなっていた。中央の沢の遊歩道を、どんぐり橋へ向って歩く。数日前にエゾノリュウキンカを見る為に通った東の沢の階段同様、中央の沢の底に設えられていた池の北端に達する木道も、通行禁止になって久しい。両側に野草が見られる佳い散歩道だったのだが。







好天から一夜明けた昨日は、北上して来た低気圧が道内で荒れた。道南は強風に見舞われ、帯広や道北では雪に見舞われた。朝から雨脚の強い雨が降っていたが、午後になって雨脚が弱まったので、散歩に出かけた。草地が緑になって来た東町公園を見ながら、南へ向かう。塀の前に植えられた水仙が開き始め、キバナカタクリも蕾を上げていた。





東町公園へ繋がる、緑地帯の遊歩道へ入る。遊歩道脇のお宅のキタコブシは、漸く冬芽の殻が弾けたところだった。ユキヤナギが芽を吹いていた。有彩色の少ない此の時期は、新芽の緑が嬉しい。大きなエゾムラサキツツジが、数輪花を開いていた。




早朝は雲が多かったが、雲が開けて青空が広がって来た。今日も道北には雪の予報が出ているが、石狩地方に明日出ていた雪の予報は消えた。もう雪など降って欲しくはない。