22, 02. 2013 吹雪の後は


前夜から昨朝にかけての吹雪は、道内に交通麻痺を引き起こした。2つ先の江別駅では、列車内で夜を過ごす乗客があったと報じられていた。雪は10時前に止んで、突然青空が広がって来た。低層を流れていた雪雲が去った為と思われる。洗濯機を仕掛け、立体の裏側の中心に近い部分に、陶土を混ぜた礬水を施した。今日は午前中から外出の予定があるので、アトリエを片付けた。

2時過ぎに散歩に出かけた。家の前は除雪が済んでいたが、除雪が不完全な場所もあるかと思い、先日買い求めた長靴を履いて出かけた。南西を廻ろうと、シラカバ公園を南へ抜ける。遊歩道の左右の雪の壁が、随分高くなっていた。白樺の枝にも、雪がかなり積っている。南の緑地帯の白樺に寄生したヤドリギも、すっぽり綿帽子を冠っていた。





遊歩道の除雪が先に済まされたらしく、後から除雪された道路の接点に雪の壁が出来ていた。長靴を履いて出て正解だった。東西の住宅街で狭まる緑地帯の雪の壁は、2mを越す高さになっていた。晴れて風もないので、ご常連の鳥達の姿が見える。暫く鳥達を見て、鉄道林前の道を西へ向った。






中央の沢の東の遊歩道に入る。此処も東の住宅街の道の交点に、雪の壁が残されていた。沢の底が明るくなっている。階段を下りてみた。太陽の軌道が高くなり、沢の底には西側の樹々の影が、青く延びていた。遊歩道に戻り、北へ進む。赤味を帯びた落葉松が雪を冠り、佳い表情を見せていた。二番通りを越えて北の沢に入る。此処にもシジュウカラヤマガラの姿があった。






北の沢の中程まで進み、沢を離れて住宅街を東へ戻る。迫り出した雪で、氷柱が屋根に付いて、屋根が凍り付いているお宅があった。毎年、酷い状態になる。雪渓に問題がある様に思われる。シラカバ公園を西から通り抜ける頃、東の空に白い月が見えていた。



今朝も雲は多めながら、良く晴れている。夜分に晴れたので、気温は頗る低い。