07, 02. 2017 終日の曇空
昨日は雪は降らなかったが、終日厚い灰色の雲が空を覆っていた。仕事もならず、手仕事をして過ごす。時折陽の位置は判るが、薄らと黄ばんだ光が見えるだけ。庭の石南花の葉が開いているので、気温は下がっていない様子だった。2時少し前に、散歩に出かけた。
路面の雪は、大分緩んでいた。重そうな雪の下から、ツルマサキやタカネナナカマドが覗いていた。共に、しっかり冬芽を見せていた。東町公園では、スキー授業が行われていた。広く、高低差もあって、グラウンドより楽しいに相違ない。
南の緑地帯で、単独のヒヨドリを見かけた。渡りのヒヨドリとは、離れた位置で行動している。鉄道林前の道を、西へ向かう。桜ほど大きくはないが、シダレザクラにも冬芽が目立って来ていた。中央の沢の東の遊歩道を、北へ戻る。全く陽が当たらないのに、落葉松が赤茶色に見えていた。冬芽が出ているものと思われる。住宅街から落葉松林へ押し出された雪山の向こうに、大分低くなった陽が見えていた。
少し回り道をして、池を見下ろす。二箇所ばかり、雪が融けかかっているのが見て取れた。沢を離れて、住宅街を北東に戻る。ハナズオウに、赤味の強い冬芽が見えていた。北の方のガマズミは大分以前に実を落としているのに、未だ実を付けているガマズミがあった。昨秋充分熟さぬ内に、寒さがやって来たものと思われる。それでも、冬芽が少し見えていた。
明けて来た空は、予報に反して良く晴れている。今日明日と真冬日に逆戻りらしいが、陽光で仕事を進められそう。