05, 02. 2017 暖かな立春


昨朝7時半過ぎから散ら付き始めた雪は10時過ぎには止んで、青空が広がり始めた。教室を終えて、アトリエの床を磨く。手がけて間もない作品を水張りし、夕食の素材を買求めに出かけた。青空の領域は南東に去り、北西から雲が押し寄せていた。

南東へ向かい、東の沢手前の公園のホウノキを見上げる。キタコブシモクレンも冬芽の外皮が剥けて銀毛の芽になっているが、ホウノキの冬芽は外套を脱いでいない。東の沢の小さな芽のネコヤナギを見上げて、雪で沢の傍が通り抜け出来ぬ為、暫く通らなかった2番通りの直ぐ北のバッコヤナギを回り道をして見上げた。南のネコヤナギより遥かに大きな冬芽が見えていた。





沢から西へ突き出たあかしや公園に沿って歩く。ハリエンジュの巨木には、ヒヨドリの姿があった。一度飛び去ったヒヨドリが再び当地に姿を見せたのは先月14日だったから、随分長逗留になる。当地はナナカマドが多いので、食料調達には適しているのだろう。住宅街を北西に進む。西の雲の隙間から陽が射して、雲のエッジが虹色に染まっていた。3番通りは雪が融けて、路面が出ていた。







東のスーパーで野菜を買求めて、西のスーパーへ向かう。歩道脇のイチイから、数多くの氷柱が下がっていた。逆光で見る氷柱は、美しい。




明けて来た空は、雲なく良く晴れている。今週は曇や雪の日が多い予報が出ているので、貴重な日射しとなりそう。