07, 02. 2016 通せんぼ


前日程空の青は強くはなかったが、昨日午前中は西の雲も高くはならず、良く陽が射した。梅の樹に刺した林檎に、ヒヨドリの一団が飛来する。5、6羽で入り交じって飛回り為に、アトリエに動く影が落ちる。何度も飛来して、林檎がすっかり小さくなった。教室を終えて床を磨き、大分終盤に近付いた制作途上の作品を水張りし、夕食の素材を買求めに出掛けた。

南の高い雲から、陽が脱出寸前だった。真南に大きな雲が伸びて来ていた。南の住宅街の排雪作業が済んでいた。サンシュユの冬芽が膨らみ、朽ちた実の大きさに近付いて来ていた。南北に走る幹線道路を越えて、東の沢に向かおうとしたら、作業員に呼び止められた。東の沢の手前は排雪作業中で、通り抜けは出来ないとの事。仕方なく、幹線道路を北へ向う。真直ぐ北へ向えば、東のスーパーに達する。何台もの雪を積んだダンプカーに追い越された。









東のスーパーで野菜を買込み、西のスーパーへ向かう。歩道の傾斜が強くなって、歩き難い。逆光で光る歩道は、見るだけで足が竦む。西のスーパーの裏手へ廻ってみる。前日よりも雲は低かったが、山並みも札幌市街も雲で見えなかった。買物を済ませて、ナナカマド公園へ北から入る。ナナカマドの冬芽が、少し膨らみ始めていた。ナナカマドの冬芽は春最も早く芽を開いて、春には似つかわしくない赤茶色の新芽を見せる。公園の西の住宅街の小さなネムノキに、莢が一つ残っていた。





明るくなって来た戸外は、雲なく良く晴れている。今日も曇と雪の予報なのだが、此の様子では明るい日射しが望めそう。