25, 01. 2017 凍てつく


寒気の底と予報されていた昨日は、最低気温が-13度、江丹別では-32度を下廻った。鳥取では雪で多くの車が動きが取れなくなって、夜を明かすことになった。前夜からの晴間で夜分に冷え込み、アトリエのガラス窓には、氷の華が咲いた。40年程以前に建てたアトリエは二重窓になっているが、硝子は一重なので氷の華が咲く。





11時を過ぎると、浮雲が出て来た。何とか2度目の絵具を施し終えた頃にはすっかり曇空になり、正午過ぎには雪が降り始めた。降りが酷くならぬ内にと、散歩に出かけた。風は凪いでいるので、北西を廻って来ることにした。レンギョウの冬芽の先が、黄色く見える。マンサク程早くはないが、此の種も華が先に咲く。南北に通る幹線道路を、北へ向う。道はかなりの下り坂。往きは良い良い何とやらで、帰りは下った分を登らなければならないが、佳い運動にはなる。





団地の外れから北西を見渡したが、雪で白く煙って山並みは見えなかった。北端の道を東へ戻る。公園のテウチグルミの枝先に、大きな冬芽が見えていた。昨年収穫されなかった葡萄が枯れて、蔓には新たな冬芽が出ていた。ポプラもメタセコイアも、冬芽で梢が煙って来ていた。






シラカバ公園へ、北から入る。遊歩道脇の雪が大分高くなったが、平年とほぼ同等。今の所、寒さは強いが雪は平年並。サクランボの樹を見上げる。冬芽が膨らんで、大きくなっていた。



今朝も、粉雪が降っている。今日は最高気温が少し上がって、-4度の予報。日射しは望めそうにない。