20, 01. 2017 予期せぬ晴間


昨朝7時を過ぎて、結晶の小さな粉雪が降り始めた。雪は10時過ぎには止んで、雲が高くなり始めた。洗濯機を仕掛け、手仕事をしながら空の様子を窺う。11時過ぎに雲が開けて、青空が広がり始めた。手仕事を止めて、仕事に取りかかる。午後に入っても、明るい日射しが降り注いだ。新雪に反射して、殊の外明るい。もう一仕事進めて、散歩に出かけた。

気温は低めだが、風が凪いで歩き易い。駅前のスーパーで、焼菓子を調達して来ることにした。シナノキの街路樹に数本混じっているオオバボダイジュにも、しっかりした冬芽が出ていた。東町公園の南へ出て、住宅街を南西に進む。シダレザクラの冬芽が、目立って来ていた。





鉄道林前の道に出て、西へ進む。中央の沢から伸びた樹に、常緑の葉が絡み付いていた。木蔦とは葉の形状が異なる様に思われた。何の葉だろうか。駅前のスーパーで、お八つ用のスコーンを買求めて戻る。クリームでベタベタした菓子よりも、焼菓子の方が良い。滑る階段に注意して、沢を渡った。





青い影が流れる東の遊歩道を、北へ戻る。落葉松の梢が、赤味を帯びて来ていた。落葉松の幹には、イワガラミが1輪残っていた。2番通りを越えて、北の沢の遊歩道に入る。トサミズキの冬芽も、少し大きくなっていた。大きなウンリュウヤナギの梢が、僅かに緑ががって見える。冬芽が出ているに相違ない。沢を離れて、住宅街を東へ戻る。少し回り道をして、マンサクを見上げる。晴れるとマンサクの冬芽が黄ばんで見えるのが嬉しい。葉になる白い冬芽も見えていた。







夕刻4時過ぎに、雪が降り始めた。朝とは異なり、牡丹雪が舞う。酷く積るのかと案じたが、夜半には晴れて月が見えていた。今朝も良く晴れているが、気温は低い。今日は大寒。寒の入り頃よりは、暖かく
なりそう。