17, 01. 2017 遠来の贈物


昨朝の雲は開けず、陽は射さなかった。寝室の掃除をして、賀状で気に懸かっていた方の消息を尋ねる書状を作成する。毎年定まった書式と見事な筆跡の賀状だったのだが、書式も宛名書きの筆跡も変わっていた。何とか書状を作成し終えたら、昨年12月に静岡へ引越された詩人の糸田さんからの誕生祝いが届いた。和紙の箱に入った陶器と日本茶と、メッセージが書込まれたカードだった。カードの封筒の封印は、富士山という凝り様。早速、礼状を作成した。



1時半過ぎに、書状を投函しに出かけた。最高気温2度の予報が出ていたが、路面は幾分緩んではいるものの、融けてはいなかった。2通の書状を投函し、南へ向かう。東町公園へ続く遊歩道に、ヒヨドリの食事跡が続いていた。公園には、珍しく子供達の姿があった。





東へ向かい、南へ曲がろうとしたら、重機が排雪作業中だった。前を通りたかった桃の木の前に、大きなトラックが止まっていた。諦めて、もう一区画東へへ向かう。此処にも重機が見えた。この一帯は排雪作業が始まったらしい。歩道脇の雪の山も、削り取られていた。もう1本東の道をを進み、鉄道林前の道に出た。




       
大きなサクランボの樹に、シジュウカラの姿があった。昨年まで良く小鳥が集っていたズミの樹には、小鳥の姿がなかった。東へ進み、かっては団地の東の端だった角を曲がる。鉄道林も此処で終り、線路は高くなった国道の下を通り抜ける。2年前に空地が造成され、すっかり住宅で埋ってしまった。ハルニレの公園は雪で通れないので、住宅街を北西に戻る。アーチに絡まったサルナシに、しっかりした冬芽が出ていた。






昨日は全く陽が射さなかったのに、明けて来た空は雲なく良く晴れて、南西の高い位置に半分程に欠けた白い月が見えている。今日は仕事が出来そう。