21, 12. 2016 鳥の群


昨朝広がっていた青空は、程なく灰色の雲に占領された。暫く続けた革を縫う作業も一段落したので、ミシンと向かい合わせに置いてある作業台兼用のテーブルの上を片付けた。半端な革は、色相で分けて袋に詰め込んだ。もう賀状の締め切りが近いが、余り気が進まないので、その前に少し縫物を入れることにした。

2時少し前に、散歩に出掛けた。雪が殆ど融けている幹線道路から枝道に、土埃がタイヤで運ばれて汚れている。前日より気温が下がって、余り融けてはいなかった。南の住宅街を、東へ進む。秋の終わりに見付けた赤い実の庭木が、未だ実を付けていた。サンシュユ程酷くはないが、少し朽ち始めていた。数多くの実を付けて楽しませてくれたマルメロが、剪定されていた。






東の沢に沿って、北へ戻る。晴れていると赤く輝く落葉松の梢が、不機嫌な色を見せていた。沢のアズキナシは、実を殆ど落としてしまっていた。大きなヤドリギは、アズキナシを食べた鳥の落とし物。沢を離れて、住宅街を南西に戻る。枯葉が残っているヤマボウシに、未だ朽ちた実が幾つも残っていた。





ナナカマド公園へ北から入る。先方の樹の梢に、鳥の群の姿があった。そっと近付いて、写真に収める。ムクドリかと思ったが、胸から腹部にかけて白かった。図鑑で調べると、シロハラ、エゾセンニューの2種が該当するのではと思われた。



写真の整理をしようとパソコンを開いたら、徳丸氏からペンケースが届いたとのメールが入っていた。写真の処理を終えた頃、更にブログに載せたからと、写真が添付されたメールも入っていた。奥様からも、丁寧なメールが入っていた。喜んで頂けて、何よりだった。