12, 10. 2017 梢寂しく


昨日は風が弱まったのが幸いだったが,陽が射さず気温が10度近くまで下がった。仕事もならず,手仕事をして過ごす。1時半過ぎに,夕食の素材を買求めに出かけた。薄手の革のジャケットを羽織り,手袋を嵌めて出かけた。目の前を,何かが横切った。写真に収められなかったが、胴体の白い雪虫だった。

葉が落ちて空が透けて見える様になったナナカマド公園を,南へ向かう。もう最終盤の南の住宅街のノブドウを見上げる。青い実が増えているのが,嬉しかった。住宅街を,東へ向かう。サンシュユの葉影で,実が赤く熟していた。佳い実を付けるマルメロも,実を落とし始めていた。






東の沢手前の公園のホウノキは,茶色く朽ちた大きな葉を落としていた。沢に沿って,北へ向う。沢から西へ突き出たあかしや公園に樹々も、紅葉が進んでいた。早く袋を外した林檎は,未だ収穫されていなかった。





東のスーパーで野菜を買求め,西のスーパーへ向かう。駐車場西の木立のツルウメモドキも,葉を黄色く染めていた。時折雨粒が,顔に当たる様になって来た。中央分離帯の樹々の梢が,随分寂しくなって来ていた。買物を済ませて戻る。何時も見上げて通る柿の樹も,葉を赤く染めていた。





昨夜来の雨で,敷石が濡れている。今日は少し気温が上がって,15度の予報が出ている。雪虫に出会ったが,初雪はもう少し先のことに願いたい。