08, 12. 2016 凍み渡る


昨朝、ねっとりした曇空から、粉雪が舞い始めた。前日の大きな結晶の牡丹雪の10分の1程の、細かい雪。外気の低温が、察せられた。10時前に雲が開けて、雪は止んだ。て仕事を止めて、仕事に取りかかる。午後もう一仕事進めて、仕上げとした。絵具の容器を洗い、夕食の素材を買求めに出掛けた。

路面が危険な状態になっていた。前日の水分の多い雪が夜分の寒気で凍り、その上に朝の粉雪が薄らと積っていた。踵で滑ると頭を打つ恐れがあるので、脚の前半分を擦る様に歩く。真冬日の寒さの中、住宅の新築工事が行われていた。此処はテントが張られ、管を使用してモルタルが注入されていた。




東の沢手前の公園のホウノキを見上げる。薄茶色の外皮が剥けて、冬芽は毛皮の外套を着込んでいた。落葉松の梢が、赤味を帯びて来ていた。沢に沿って、北へ向う。樹々の葉が落ちて、沢の樹々は3段階に見える。中程の樹々が沢の東端、最も低い樹々は高速道路の東の、野幌地区の樹々。1年中樹の上で頑張っているサンタが、雪を冠っていた。






3番通りに出る近道は、除雪されていた。回り道をせずに3番通りに出て、西へ戻る。窪地の落葉松も、赤味を帯びて来ていた。白い半月が見える。東のスーパーで野菜を買求めて、西のスーパーへ向かう。歩道脇のイチイから下がった氷柱が伸びていた。気温は低いが風がないので、裏手の原野へ廻ってみる。手稲山が見えていた。右手の石狩や浜益方面から流れる雲が、山沿いに南へ向かう様子が良く判る。








買物を済ませて戻る。一度雪に埋もれていたナニワズが師走初旬の暖気で姿を現していたが、また防寒の雪を冠っていた。数多く付けた黄色い蕾は、春まで休眠。