07, 12. 2016 吹き荒れる


大雪の昨日は吹雪いて、道内の交通機関に乱れが出た。午前中は時折小降りとなるが、決して降り止まない。灯りを点けて、手仕事を進めた。1時を過ぎて雪が止み、僅かに明るくなって来た。治まっている間に歩いて来ようと、散歩に出掛けた。

師走に入ってから暖かい日が続いて出ていた路面は、雪に覆われていた。街路樹のシナノキも雪化粧していた。ベニシタンもタカネナナカマドも、雪を載せて垂れ下がっていた。東町公園も、雪で真っ白になっていた。






南の住宅街を、西へ向かう。オオヤマレンゲの殻がすっかり開き、中の実が落ちてしまっていた。南西の空が僅かに明るくなる。住宅街を、足跡を辿って歩く。年末を控えて、工事が始まった住宅が数軒ある。クコの実を見に立寄った。未だ実を付けてはいたが、大分朽ちてしまっていた。








治まっていた雪が、また降り始めた。樹々の枝の雪も風に乗って、白魔の世界となる。足跡の少ないシラカバ公園を東へ通り抜ける。少し雪が治まって、白樺に寄生したヤドリギが見えていた。



日中は吹荒れていたが、日暮れて晴れて三日月が見えていた。夜分に晴れると、気温はぐんと低くなる。今日は日中も氷点下の、真冬日の予報が出ている。