03, 09. 2016 枸杞の花


真夏日は脱したが、それでも29度の高温。窓を開けて精一杯風を入れても、暑い。一仕事終えて、内庭のシャクナゲと玄関前の植込みのチシマザクラの剪定をした。石南花は雑作無かったが、茫茫と伸びたチシマザクラには手を焼いた。10cm程の幅のコンクリートの塀を踏み台にして、作業を進めた。

午後もう一仕事進めて、散歩に出掛けた。南西を大きく廻って来る積りだったが、狭い足場での作業で、大腿部に違和感があった。無理をせずに、足の状態に合わせて歩く。人気のない東町公園上空には、東から西へ流れる雲が伸びていた。1番通りを西へ進む。西の住宅街の路上に、林檎が落ちていた。青果店で扱われる様な林檎ではない。近くに林檎の樹はないかと見回した。春に刈り込まれてブラシの様になっていた樹に、林檎の実を見付けた。この可哀相な樹は、林檎だったのだ。





背丈の高いヤマボウシの樹の実が、赤く色付いていた。サイズの大きな派手なツキヌキニンドウの実が、真っ赤に熟していた。6月に引き千切られていたクコの難を逃れた枝に、花が咲いていた。昨年実を見付けたが、花は見ていない。図鑑で調べると、ナス科だった。最上部の写真も、クコの花。直ぐ近くのお宅では、ネットを張ってフウセンカズラの蔓を絡ませていた。植えたのが遅かったのか、未だ実は殆ど付いていなかった。







青空に鱗雲が広がって来た。気温は高いが、もう夏の空ではない。住宅街を北東に戻る。カマズミの実も、真っ赤に熟していた。家族が2人増えて食事の支度と後片付けは大変になったが、俄然賑やかになった。