04, 09. 2016 時ならぬ開花


昨朝8時前に雨が降り出したが、長くは続かなかった。次第に雲が切れて、青空が広がった。教室を終えてアトリエの床を磨き、手がけたばかりの作品を水張りする。2時少し前に、夕食の素材を買求めに出掛けた。29度と真夏日の気温に近い戸外は、うんざりする程暑かった。

南の住宅街の中の畑で土が掘り返され、馬鈴薯が姿を現していた。直ぐ南のノブドウを見に立寄る。実は充分大きくなっていたが、未だ複雑な色には色付いていなかった。住宅街を東へ向かう。良く花を付けたカントウヨメナには、クジャクチョウの姿があった。




東の沢の西の道を、北へ向う。最も早く林檎に袋を掛けたお宅では、袋が外されていた。青い林檎が、僅かに色付いていた。沢のタラノキは花期を終え、花の跡に小さな実を付けていた。姿が見える様になったイワガラミの装飾花は、色付いていた。3番通りを越えて、キレンゲショウマを見に立寄る。次々と開花するが花は直ぐに落ちるので、開いている花の数は殆ど変りがない。東のスーパーで野菜を買求め、西のスーパーヘ向かう。裏手から見渡した北西の山並みの上には、巨大な雲が立上がっていた。







買物を済ませ、重い袋を下げて戻り、ナナカマド公園へ北から入った。小振のオオヤマレンゲに下がった色付いた実を見ていて、思いがけぬものを見付けた。白い花弁を見せた蕾が突き出ていた。もう少し小さな蕾もあった。葉の蔭に隠れていたが。大きな花が開いていた。もう実もすっかり色付いているのに、組み込まれたプログラムに狂いが生じたのだろうか。他所のネムノキより一月程遅れて、小さなネムノキの花が盛りとなっていた。






今朝は浮雲が多いが、青空が広がっている。列島南部は台風12号が接近し、その影響で明日から天候が崩れる予報が出ている。