15, 07. 2016 白雲木実る


昨朝の晴間は、余り長続きはしなかった。洗濯機を仕掛けて制作途上の作品に一仕事終えた頃には、雲の量が増して来ていた。午後から札幌へ買物に出掛けた。バス停へ向かう歩道脇の街路樹のシナノキが開いていた。一斉にと言う訳ではなく、南側の奥の樹は、殆ど開いていない。3番通りの中央分離帯の樹よりも開花が早かったオオバボダイジュは、満開状態だった。1時台前半の電車で、札幌へ向かった。山際の札幌の方が、雲が厚かった。




南1条の店を2軒廻り、大通公園を西へ進む。また何か催しがあるらしく、公園はその準備中で歩き難かった。先日見かけたオオバボダイジュの実は、大きさを増していた。例年に比べると、落ちてしまう実も少なくて大きい。公園に植えられるお定まりの園芸種ではなく、マツムシソウやルリトラノオが植えられた花壇を見付けた。ユリノキを愉しみにしていたが、ぎっしりと並んだ仮店舗で近付けない。店舗の文字で、ビヤガーデンの準備だと知れた。暫くは大通公園は、通り難くなる。





公園を離れて、北へ向う。民放前の植込みのハマナスの実が、赤味を増していた。子供の頃は青果店で、お盆に備えるハマナスの実を糸で通した赤い輪を売っていた。観光客で一杯の道庁の構内を通り抜ける。先日咲き始めていたシナノキは、満開状態で幾分黄ばみ始めた花もあった。




今朝は真っ青な青空が広がっている。昨日強かった風が、治まっている。仕事の合間に、また勢力を増した雑草を引き抜くことにしようか。