29, 06. 2016 柿の花


昨朝の雲は9時過ぎには切れて,次第に青空が広がった。一仕事済ませて,庭に出る。雨で勢いづいていた雑草を抜き取る。ドクダミシロツメクサは、根が繋がっていて抜きずらく手強い。小一時間雑草と格闘し、家の東側から内庭の半分まで取り進めた。疲れて汗ばんで来たので、残りは次のゴミの集荷日に廻した。

午後もう一仕事進めて、散歩に出掛けた。街路樹のシナノキは離れた位置から色が変わって見える程、托葉と花序が出ているが、未だ開花に至っていない。ぽつぽつとは菜を開いていたツルマサキは、満開になっていた。




南へ進み、紅白の花を付けていた桃を見上げる。幾分実が膨らんで来てはいたが、丸く大きな実にはなりそうにない。少し南の柿の樹を覗く。黄色い花が見えていた。何年も柿の樹を見ているが、花に出会えたのは初めてのこと。図鑑で調べると、釣鐘の様な形状の花は雄花らしい。扁平で四角い形状の花が、雌花とのこと。近くの柿の樹で見られるだろうか。





住宅街を気侭に折れ曲がりながら、北東へ戻る。1番通りに出て、大きなネムノキを見上げた。葉は広がっていたが、未だ花序は見当たらなかった。道路に葉の付いた枝が落ちている。見上げると、剪定の最中だった。植木職の方々らしく、剪定された樹々は、形に嵌められた様な姿になっていた。




シラカバ公園へ続く遊歩道に入る。此処の両側には、欅が多い。実を付けた枝が重そうに垂れている。少し回り道をして、公団アパートの西側の欅を見上げる。陽が当たる位置の欅の実は、すっかり色付いていた。欅の樹々の間に1本のハシドイがあって、白い花序を見せていた。




日暮れまで良く晴れていたが、今朝も雲なく良く晴れている。今日の最高気温は27度の予報。漸く初夏らしくなって来た。