30, 08. 2016 残暑厳しく


迷走しながら北上している台風10号の影響で、昨日は午後から曇の予報が出ていたが諭夕刻まで良く晴れた。8月末というのに、気温が30度を超える真夏日となった。絵具の乾きを待つ間に庭に出て、東側のドウダンツツジとエサンツツジの剪定をする。少し見た目が涼しくなった。衣服の上から、数カ所虫に刺されていた。秋の虫は凶暴になる。午後もう一仕事進めて、散歩に出掛けた。

南北に通る幹線道路を、南へ向かう。白いムクゲの枝が歩道まで伸びて、街路樹のシナノキの枝に重なっていた。ハナズオウの莢が、未だ赤味が強かった。他のハナズオウと花は同じに見えたが、莢の色が異なる。西へ向かい、道路に枝が伸びている柿の樹を見上げる。大きな葉の柿の樹は殆ど実を落としてしまったが、葉の小さな種は実を付けたままだった。







鉄道林前の道を、西へ向かう。日射しが強くて、明暗のコントラストが強い。栗の毬が、大分大きくなっていた。北側の歩道脇のお宅では大きな桜の枝を切り詰め、切られた樹が煉瓦塀に乗せられていた。不足の物があったのを思い出し、駅前のスーパーまで足を延ばす。沢の南のオオイタドリに、花序が上がって来ていた。





買物を済ませて、中央の沢を渡る。階段周りの落葉が、数を増していた。涼しい沢の遊歩道を離れて、住宅街を北東に戻る。ネズミモチを見上げたら、大分実が落ちてしまっていた。住宅街でも僅かな隙間に、アメリオニアザミが生えている。此の綿毛が飛んで発芽する。何とも強烈な繁殖力の植物。下の枝が殆ど切られて高い梢に葉を残す西隣のツリバナの葉が、少し色付いていた。





朝天気予報を見ようとTVのスウィッチを入れたら、台風は八丈島の東にあった。昨夜寝苦しかったがそれも道理、最低気温が25度を上回る熱帯夜だった。薄雲は広がっているが、今の所風も弱く陽が射している。余り荒れずに通り過ぎて欲しい。