24, 08. 2013 ユリノキ御難


朝夕の気温は幾分下がって来ているが、日中は夏日が続く。山陰や北陸地方の雨が酷い。何れも短期間に、一月分を超える降雨量となっている。気温も雨も、今夏は何れ程の記録を更新したことか。ゴミの集荷日なので、前日切り取ったアメリオニアザミが入ったゴミ袋を集荷場所に運んだ。

午後から生花と茶菓の調達に、札幌へ出かけた。道庁の構内を南へ通り抜ける。銀杏が大きくなっていた。街路樹のキタコブシには、来年の花芽が出来始めていた。もうビール祭も終った頃と、大通公園へ向う。西8丁目の南北の通りには、ハクウンボクの並木がある。少し身が落ち始めていたが、未だ実が下がっていた。





ビール祭は終っていたものの、何かの催しの準備で、大通公園にはテントが数多く建ち並んでいた。ユリノキへ近付いて、足が止まった。重機に乗った方が、剪定作業中だった。街中の樹としては伸びやかに枝を伸ばしているが、やはり剪定は必要なのだろうか。重機の足元には、切られた枝が山積みになっていた。未だ剪定を受けていないユリノキを見上げる。ツンと上を向いた実が大きくなっていた。あの剪定の様子では、秋には下の枝の実が見られないかも知れない。




大きなキタコブシの樹を見上げる。色付いた実が見受けられた。赤く色付かないと、実の見分けは難しい。トチノキの実も、茶色く色付いていた。もう実が落ち始めていた。





北へ向い、サルスベリを見に立寄る。花序が上がり始めていた。車道へ伸びた枝に、花が開いていた。ほぼ一月遅れの開花。もう少し低めに剪定すると、寒気の影響が少なくなるかも知れない。駅前で買物を済ませて戻る。最寄りの駅に着いた頃には、陽は大分傾いていた。暑さは続いているが、日は随分短くなって来ている。



今朝は弱い青ながら、青空が広がっている。今日は雨の予報ではなかったのか。当日の予報も外れるのだから、三ヶ月予報など余り当てには出来ないが、暑さは未だ続くらしい。