19, 06. 2016 サワアザミ


雨は早朝に上がったが,昨日も雲が厚く陽が射さなかった。本州地方は真夏日の地点も増えていたが,当地は一向に気温が上がらない。大昔に生物の時間に習ったブラキストン線を思い出した。ブレーキストンによって提唱された津軽海峡を境とする生物の分布の分断線。海峡という地形もさることながら,気候の差も大きいと思われる。

教室を終えてアトリエの床を磨き,下地が出来た和紙を水張りした。帰りがけに夕食の素材を買求めて戻ろうと,南東へ向かう。長く花を見せていた藤には,細い豆が出来ていた。南へ進み,鉄道林前の道に出る。セリ科の植物は最終盤で,白い花弁は殆ど落ちていた。サワシデが白い実を見せていた。北側の住宅地に,大きなプラムの樹がある。見上げると実が光って見えていた。小鳥が集るズミの樹にも,実が見えていた。






セリ科の植物は花期を終えたが,背丈の高いタカアザミが開花期を迎えていた。3m近い高さのアザミ。久々に,アーチに絡まったサルナシを見上げる。小さな実が数多く出来ていた。昨年も咲いていた深い色の花が開き始めていた。名称不明。






ハルニレのある公園に入る。下がった枝を見ると,実が付いていたと思われる部分が開いていた。実はもう落ちてしまったらしい。見付けた小振のトチノキは,良く実を付けていた。





沢に沿って北へ向う。東のスーパーで野菜を買求めて,西のスーパーへ向かう。歩道脇のシロヤマブキには、昨年の実と今年出来た実が同居していた。