10, 07. 2016 岩絡み現る


昨朝の晴間は、長続きしなかった。次第に雲が広がり、厚みを増して行った。教室を終えて、アトリエの床を磨く。制作途上の作品を水張りして、夕食の素材を買求めに出掛けた。分厚い雲が広がり、北東に僅かに青空が見えていた。

花序を上げていたホザキナナカマドが開花し始めた。春のナナカマドの花より、遥かに美しい。アマが咲く頃と思い、南の住宅街の中の畑へ向かう。ぽつぽつと花は見えたが、期待の様に一面の青さになっていない。畝の間に目をやって、納得した。数多くの散った青い花弁が、畝の間を青く染めていた。





住宅街を、東へ向かう。サンシュユの樹を見上げる。伸びていた枝が剪定されて、実が見易くなっていた。少し色付き始めた実も見えた。マルメロの実が大きくなって来ていた。東の沢に沿って、北へ向う。沢の樹々の奥に、白いイワガラミが見えた。沢の樹々も剪定されていた。手前の楓やホウノキの樹の枝が大分剪定されて、ここ数年夏には見ることが出来なかった、大木に絡まったイワガラミが姿を現していた。







3番通りを越えて、北の住宅街に入る。アーチ状の鉄柵に絡まったミヤマハンショウヅルが、今年も花を付けていた。東のスーパーで野菜を買求めて、西のスーパーへ向かう。中央分離帯のイヌエンジュに、花序の様なものが出ていた。昨年は花が咲かなかったので、今年は花を見せて欲しい。買物を済ませて、中央分離帯のオオバボダイジュを見上げる。此処の樹は、未だ花が殆ど開いていなかった。好天の日に、写真を撮ることにしよう。




今朝も曇空。雲が薄い部分から、青空が透けて見えている。午後から雨の予報が出ているので、午前中に投票に出掛けた方が良いかも知れない。