28, 05. 2016 春楡の種子


昨朝の晴間は長くは続かず,朝食を済ませた8時前にはべったりと雲が広がった。仕事もならず,大きなゴミ袋を2つ集荷場所に運ぶ。家の南西の角に,積んであるブロックやプランターの間から茎を伸ばして花を咲かせたシラネアオイの解放作業に入った。茎を折らぬ様に気を付けて,プランターやブロックを取除く。何とか取り出すと,隙間を通って伸びた茎が白っぽくなっていた。動かさぬ方が良かろうと、周囲に彼方此方から芽を出している自然発芽のシラネアオイを植込んだ。本来はいぬばしりという土台から60cmばかり小砂利が敷かれた場所。11時前に陽が射して来たので,家に入って仕事をした。



午後に入って,日射しが強くなって来た。もう一仕事進めて,散歩に出掛けた。歩き出す前に,庭を廻る。植込んだシラネアオイは、水が上がっていた。家の東側では,ホウチャクソウが咲き始めていた。




ヒョウタンボクが花を開いていた。南の住宅街に入る。マルメロは満開状態になり、柿の葉が陽を受けて光っていた。エゾキスゲが咲き始めたお宅があった。5月中の開花は,異常に早い。






南東に進み,ハルニレのある公園に入る。ハルニレの梢の緑が増していた。葉よりも先に出た花は茶色く変じて,種子を包んだ薄い片が見えた。花序を上げていたのは,トチノキだった。見知っているトチノキの背丈の3分の1にも満たない小さな樹だが,花を数多く付けていた。






日暮れまで良く晴れていたが,今朝も快晴。強い風が吹いているが,昨日植込んだシラネアオイは萎れていない。