22, 05. 2017 ハルニレの花


昨朝の晴間は長くは続かず、次第に雲が多くなって厚みを増して来た。洗濯機を仕掛けて、空の様子を窺いながら手仕事をする。昼食後、雲が開けて陽が射して来たので、絵具を調合して仕事を進めた。一仕事済ませて2時前に、散歩に出かけた。

芽吹きの遅れていたケヤキやイヌエンジュも芽吹いたので、ハルニレを見て来ようと、南へ向かう。ヒョウタンボクの葉の裏に、二つ並んだ蕾が見えていた。もう葉も出し始めた南の住宅街の桃を見上げる。ほぼ満開状態だった。鉄道林前の道に面した、以前は農家だったお宅の畑の鉄柵に、暗紫色の花を付けた蔓性の植物を見付けた。初めて目にする花で、名称は判らない。






窪地から伸上がっているオニグルミの花序がのびていた。水芭蕉は更に葉を大きくしていたが、ぎっしりと芽を出した夏草に、やがて追い越されてしまう。少し東のお宅のズミが、花を開いていた。





少し薄日が漏れていたのに、ハルニレのある公園に着いた頃には雲が厚くなっていた。ハルニレの梢が煙っていた。黒く見えていた花芽が開いて、鮮やかな緑色の花を見せていた。葉も芽吹き始めている。直ぐ近くのトチノキは花序を出していたが、花は未だ開いていなかった。





日時計のある公園を通り抜ける頃、雨粒が時折顔に当たる様になって来た。ひよどり公園のホウノキが、1輪花を開きかけていた。住宅街を北西に戻る。久々に前を通ったグミの樹は、もう満開状態だった。





雨は夕刻近くまで降っていた。植物には佳いお湿りだった。今朝は曇空。今日の最高気温は、ぐんと下がって19度の予報でている。