21, 03. 2016 マンサク満開


昨朝散らついていた雪は長くは続かず,8時を過ぎると雲が高くなり薄日が射して来た。洗濯機を仕掛け,手仕事をしながら戸外の様子を窺う。9時半を過ぎて,青空の領域が広がり始めた。手仕事を中断して,階下のアトリエで仕事を始めた。当初は見えていたいた浮雲も次第に数を減らし,真っ青な空が広がった。昼食後もう一仕事して,散歩に出掛けた。

明るい陽光とは裏腹に,風は冷たかった。前夜作成した書状を投函し,そのまま西へ向かう。突き当りの中央の沢の遊歩道を北へ戻る。池の様子を覗き込んだ。水面の領域が広がり,南向きの土手の雪が融けていた。2番通りを渡り,北の沢の遊歩道に入る。未だ縛られたままのトサミズキの冬芽が,膨らんで来ていた。柏に絡まったツルアジサイの芽が,赤く見えている。雪が緩んで、もう傍には近寄れない。やはり傍には近付けなくなったネコヤナギを,逆光で眺めた。






沢を離れて,住宅街を東へ戻る。長い間空地のままになっている宅地の大きな桜の梢が、薄らと色付いて見えていた。先日開花したマンサクを見に立寄る。花は完全に開いて,満開状態だった。殆ど剪定を受けていない楓の枝が,赤く輝いていた。昨秋大分切り詰められた梨の枝に,丸くふっくらした芽が出ていた。







4時半を過ぎて小雪が舞ったが,日暮れ時にはまた青空が広がっていた。今朝は昨夜来の雪が舞っている。春のお彼岸なのに,寒の戻りとなってしまった。