01, 04. 2018 消えた無粋な長い塀


同立図書館前に聳えるニワウルシにも、数多くのヤドリギが寄生していた。ヤドリギの写真を撮り終えて、様子が変わって切るのに気付いた。酪農学園大学が図書館の北から国道までの広い土地を取得し、目障りなネットの塀で囲っていたのだが、その塀が見当たらない。2年余が経過してかって道だった所にも草が生えていたが、道の部分は少し高くなってそれと知れた。佳い散歩道だった道をたどり、真直ぐ国道に出ることが出来た。国道側の塀や学園の敷地であるとの忌々しい立て看板も消えていた。





国道を越えて団地へ戻り、中央の沢を渡る。沢の底の雪も、随分嵩が減っていた。50段ある東側の階段を上り、遊歩道に入る。遊歩道脇の雪も、大分消えていた。北の沢の遊歩道に入る。ウンリュウヤナギの梢が、緑色に感じられた。





昨日は薄雲が広がっていたが、陽は射していた。5週目の土曜日で教室は休み、夕食の支度も旅行に出ていた義妹がすると言うので、フリーになった。本を読んだり、手仕事をしたりして過ごす。不足の小物があって、散歩の帰りがけに100円ショップで調達してくることにした。南の住宅街を、東へ進む。ヒマラヤユキノシタが、花を付けていた。石材の塀が早い開花に関与していると思われた。何時も見上げて通るサンシュユの芽の先が開いて、僅かに花弁の色が覗いていた。




東の沢に沿って北へ進む。少し回り道をして、バッコヤナギを見上げた。芽が膨らみ、白く輝いていた。近くのネコヤナギも、真ん丸に膨らんだ芽を見せていた。東のスーパーで、小物を買い求めて戻る。上着を脱ぐ前に、内庭に出てみた。遅ればせながら、フクジュソウが頭を出して来ていた。アトリエの傍の植え込みでは、クリスマスローズが咲いていた。開花が早く花も大きくて良いのだが、茎が短いのが玉に瑕。






夕刻から雲が厚みを増して来ていたが、今朝も曇り空。今週は雨や雪と、余り日差しが望めぬ予報が出ている。