22, 03. 2016 水芭蕉出現


春のお彼岸の昨日は,午前中は雲の動きが早く,時折晴れるものの何度も牡丹雪が舞った。手がけた手仕事をしながら,日射しの安定するのを待つ。10時過ぎに広がった晴間で,漸く一仕事出来た。午後に入って,天候が安定して来た。2時前にもう一仕事を終えて、寒そうなので上着の下にカーディガンを着込んで散歩に出掛けた。

明るい日射しに反して,風が強くて冷たい。しっかり着込んで、耳掛もして出て来て正解だった。今年最初に見付けたフキノトウが出ていたお宅に立寄る。生垣の間から覗くと,数多くのフキノトウが出ていた。玄関前に,子供用の自転車が出されているお宅があった。子供達も春が待ち遠しかったに相違ない。暫く通らなかったナナカマド公園の遊歩道を通って,南へ向かう。泥水で滑ることもなく快適に歩けた。





北風に押される様に南へ向かい,鉄道林前の道に出る。鉄道林に続く窪地に,切られた樹木が置かれていた。切り口が新しく、伐採されて日は経っていない。これ程枯れた樹木はなかった筈なのに,随分多くの樹が切られてしまった。






東へ進むと,ミズバショウの緑が見えて来た。未だ芽は開いていないが,新たな緑は嬉しい。ザゼンソウの芽は,未だ見当たらなかった。






ハルニレのある公園を通り抜ける積りでいたが,南西の入口は除雪車が押し出した雪で通れず,回り道をして東の入口から公園を覗く。ハルニレの根元は芝生が出ていたが,遊歩道は雪で通れそうになかった。東の沢の西の道を,北へ戻る。とりわけ大きなバッコヤナギの芽が白く光っていた。何時も見上げる公園傍のネコヤナギの芽も、少し膨らんで白く光っていた。





沢を離れて,北風を避けて住宅街をジグザグに曲がりながら,北西へ戻る。陽当たりの良いお宅の庭に,赤いチューリップの芽が出ていた。昨夜は月光が明るかったが,今朝も良く晴れている。