24, 02. 2015 気温上がる


昨朝の晴間は、7時過ぎには雲が広がって狭まって来た。朝食を済ませて、雲の動きを見る。南風で、8時を過ぎると青空が広がった。早速仕事に取りかかる。下地がしっかり出来ているので、午前中に2度、西の雲が高くなり始めた午後に1度彩色を進めた。

2時半前に、散歩に出掛けた。正午前の天気予報で、7度を上回る温度が報じられていた。路面に凍り付いていた雪は緩み、シャーベット状態になっていた。インド林檎の冬芽が、膨らんで来ていた。シラカバ公園を南へ抜け、西へ向かう。公団アパートの庭で、何かが動いていた。キレンジャクの群だった。雪の中のナナカマドの実を啄んでいる。写真を撮ろうと近付くと、一斉にナナカマドの樹に飛び上がる。前日と異なり、羽根の色や鶏冠の様な毛まで良く見えた。







中央の沢の遊歩道に入る。2番通りを越えて、久々に北の沢の遊歩道を北へ進む。午後の陽が射す西側は沢の樹々が密生しているので、前日の遊歩道の様に地面が出てはいなかった。それでも中央部が融けて、雪解け水が北へ流れていた。トサミズキの冬芽が膨らんでいた。外皮が外れそうな芽もある。大きな柏の樹に巻き付いたツルアジサイの冬芽が、赤く色付いていた。蔓を追って目を柏の上方に向けると、ヤマガラが止っていた。






沢に突き出た雪の山を踏み固めながら登り、池を覗く。池の両岸は氷が融けて、水面が出ていた。沢を離れて、住宅街を東へ戻る。雪割りをする人々の姿が見られた。石塀の熱で、積った雪の壁の間に隙間が出来ている。道路と塀の間には、水仙が芽を出していた。





夕刻のニュースでは、関東地方に春一番が吹いたと報じられていた。20度を超えた地域もあった。当地も8度近くまで気温が上がったが、今日は揺り戻しで3度の予報が出ている。今週一杯は、真冬日の予報は出ていない。