04, 03. 2016 雪の桃の節句


真冬日を脱出する予報が出ていたが,桃の節句の昨日は気温は予報程は上がらず,雪が舞った。日射しは望めず,手仕事をして過ごす。手がけていた革の上着は,ボタンホールを残すのみとなった。革用の手縫い針を使用するが,針を刺すのが大変で時間がかかる。2時過ぎに散歩に出掛けた。

排雪作業の後歩道と車道の境の雪がなくなっていたが,此の1週程で,雪の壁が高さを増した。南西へ向かい,東町公園へ続く緑地帯に入る。遊歩道脇の敷地に4本の林檎があるお宅で,林檎の大木が剪定されていた。広場に運び込まれた雪が、高さを増していた。手前に並ぶ雪の塊は,ダンプを手押しで運び込んだもの。押すだけでも大変な作業なのに,ダンプを回転させて雪を押し付けるのは,重労働と思われる。同様の雪の跡は,広場の北側にも並んでいた。





人気のない東町公園は、雪で霞んでいた。南西の角のキタコブシの梢に,数多くの冬芽が見える。公園の西の道を,北へ戻る。歯科医のお宅の氷柱が伸びていた。数本が合体して,太くなっていた。小学校前の広場の雪も,量を増していた。外灯を遥かに超え,南側の小学校の校舎が見えなくなっていた。暖かく雪の少ない冬を享受していたのに,ここ1週程で例年と余り変わらぬ様相となって来た。日曜日に前を通った折に、氷柱落しの作業中だったお宅の前を通る。数日でまた氷柱が長く太くなっていた。






今朝雪は止んでいるが,庭の雪は高さを随分増した。もう雪は不要なのだが,未だ暫くは付合わねばならいのだろう。