19, 02. 2018 真冬日再び


二日ばかり真冬日を免れていたが、昨日は真冬日に戻った。正午前の天気予報を見ていたら、その時点での気温が-5.8度だったから、厳しい寒さだった。道東の方は大荒れで、空の便も運休していたが、幸い当地は風も穏かだった。

1時半過ぎに、駅前のスーパーでお八つの焼き菓子を買い求めて来ようと出かけた。東町公園の東の道を、南へ向かう。公園の南の1番通りに出ると、西の空は曇っていた。先週は空き地だった場所で、新築工事が始まっていた。南西の住宅街を気儘に曲がりながら、鉄道林前の道に出た。西の雲は優勢で、頭上近くまで迫って来ていた。






買い物を済ませて、中央の沢を渡る。沢の樹々の中でいち早く黄葉し、最も早く落葉する桂の樹を見上げる。小さな冬芽が出揃っていた。50段続く東側の階段を上り、遊歩道に出る。雲を通り抜けた陽が射し始めた。遊歩道に蒼い影が走る。蒼い影を愉しみながら、北へ向かう。カラマツ林の梢が、赤みを帯びて量感を増していた。






沢を離れ、住宅街を北東に戻る。庭木の大きなキタコブシの冬芽が、銀色に光っていた。氷柱の酷いお宅を覗く。氷柱は太さを増し、数も増えていた。家に戻り写真の整理をしていると、手元が暗くなってきた。戸外を見ると、西の雲が張り出したのか、雪が降っていた。雪は夕刻まで降り続いていた。





今朝雪は止んでいて、浮雲は多めながら、青空が広がっている。庭木はたっぷりの雪を載せて、重そうに見える。今日も真冬日の予報。これ程寒い2月は、記憶にない。