28, 02. 2016 何の鳥か


昨朝の晴間も,そう長くは続かなかった。教室をはじめて時間余の10時半過ぎには,雲が空を覆い始めた。教室を済ませてアトリエの床を磨き,下地の整った和紙を水張りした。夕食の素材を買求めに出掛けた。

戸外へ出ると,雲が高いのは南東から北西にかけての陽の通り道で,東から北にかけては青空が見えていた。時間に余裕があるので,南東を回り道する。サンシュユは新たな芽が優勢になり,萎びた昨秋の実は数が減って来た。東の沢に沿って北へ向う。昨年住宅の庭に増築された小さな建物に,飛切り長い氷柱が出来ていた。平らな屋根の部分の氷柱が凄まじい。東の沢のバッコヤナギは芽が膨らんでいたが,陽が雲に遮られていて白く輝く芽は見られなかった。






沢を離れて,東のスーパーへ向かう。野菜を買込み,魚と肉を買求めに西のスーパーへ向かう。歩道脇のイチイの生垣には,雪の供給で氷柱が下がっていた。氷柱もさることながら,雪の塊が融けかかった状態が面白い。北西の空が明るいので,スーパーの裏手へ廻って見た。久々に,手稲山の姿が見えた。買物を済ませて,ナナカマド公園へ北から入る。遊歩道脇のズミの樹に,鳥の群がいた。ヒヨドリよりは小さく,雀よりは二廻り程大きい。暫く見ていたが,鳥の群は西の空へ飛んで行った。何の鳥なのだろうか。勿体ない程佳く晴れている東の空を背景に,エゾノコリンゴが光っていた。







昨夜は月が明るかったのに,今朝は曇空。先刻から雪が舞い始めた。昨日強めだった風は治まっている。2月後半は,天候が安定せず厳しい。