11, 02. 2015 寒さ続く


もう何度も聴かされた今年最強の寒波が列島を襲い、昨日は本州中部まで最低気温が0度を下廻った。降雪や凍結で、事故が多発していた。北や東の空が晴れているのに、北西から南東に欠けて、雲が流れる。丁度陽の通り道に当り、屢々陽が遮られた。日射しを待って、3点目の小品を組上げる。前日より待ち時間が長く、午前中一杯かけて、漸く1点を仕上げた。

午後に入ると、南西の雲の壁が高くなり、やがて灰色の雲が広がって、小雪が舞い始めた。暫く様子を見ていたが、雪は降り止まない。4点目の組上げを諦めて、散歩に出掛けた。玄関を開けると、前の道路には大型ダンプカーが並んでいた。此の地区の排雪作業が始まっていた。北西を回る積りでいたが、作業で通り抜け出来そうにないので、南東へ向かった。前日凍てついた歩道に雪が冠り、足跡の氷の状態を見ながら歩く。車の轍が交錯する四つ角は、渡るのに難儀をした。




ナナカマド公園に続く遊歩道を東へ通り抜ける頃、雲間から陽が射して来た。東の沢手前の公園の楓の枝が赤く輝く。ホウノキの冬芽も膨らみ始めていた。沢のネコヤナギの殻が外れ、銀毛が覗いていた。沢に沿って北へ向おうとしたが道の状態が悪く、公園の北側を廻って戻る。全く花を付けぬトチノキに似た樹に、鳥の群が止まっていた。数多くのナナカマドが気に入ったのか、未だ近辺に止まっている。







住宅街を北西に戻り、ナナカマド公園を西へ通り抜ける。公園出口に住宅街から押し上げられた雪の山に、小学生が登っていた。子供はどんな場所でも遊べる。排雪作業が終り、家の前の道路は道幅が広くなっていた。庭の梅の樹に、ヒヨドリが飛来していた。公園で見かけた鳥は、何の鳥だろうか。




今朝は曇空。明日からは少し気温が上がるらしい。立春を過ぎたのに、寒い日が続く。